クラリネット奏者の橋爪恵一さん(高22回)のリサイタルが行われます
高22回で東京藝術大学卒業後、クラリネット奏者として活躍されている橋爪恵一さんのリサイタルが、4月15日(土)に長野県伊那文化会館、16日(日)に東京国分寺いずみホールにて行われます。
橋爪さんは1952年生まれ。伊那市出身で、伊那北では吹奏楽部でクラリネットを演奏。卒業後、東京藝術大学音楽学部器楽科にてクラリネットを学び、フリーのクラリネット奏者として活躍される一方、地元立川の芸術祭で音楽監督をつとめ、また、東京大学、亜細亜大学などで吹奏楽の指導にもあたられています。
平成2(1990)年に行われた、伊那北高校の創立70周年記念式典でも見事な演奏を披露してくださいました。
今回のリサイタルは、橋爪さんがクラリネットを吹き始めて50年の節目にあたることから、自身の音楽人生を振り返るとともに、東日本大震災以降続けている、復興支援活動をまじえた、音楽のひとときになるそうです。
プログラムには、今回のリサイタルのために、3人の気鋭の作曲家に作曲を依頼。
舞台衣装には、東北大震災で楽器支援から始まった縁でつながった、石巻の呉服屋さんの被災した着物をリメイクしたものを着られるそうです。
リサイタルは、長野、東京それぞれで行われますので、この機会に、一線で活躍される伊那北出身の音楽家の演奏に、耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
◉橋爪恵一クラリネットリサイタル Blackwood Clarinet Recital2017
【日時】
4月15日(土)15時〜 長野県伊那文化会館
4月16日(日)15時〜東京国分寺いずみホール
【料金】
前売り一般:3000円/学生:2000円(全席自由)
【チケットのお問い合わせ】
カーニバル・カンパニー
なお、橋爪さんは、津波で被災した着物でつくった衣装で演奏活動をしたり、着物の端切れで応援旗をつくり、震災の記憶を次の世代へ伝える活動もされているそうです。こちらは、奥様の橋爪えりこ(しおみえりこ)さんが主体となって活動されており、NHKワールドの番組にもなっています。